何となく、プロダクションIGファン!

TVアニメ「進撃の巨人」 Season 3 第4巻 (初回限定版) [Blu-ray]

アニメ作品を見ていくうちに、アニメ制作会社の違いにうっすら気づくようになった。(笑)

今回は、「プロダクションIG」について書いてみたい。

 

話題作の多いプロダクションIG

まずは、プロダクションIGの沿革を見てみよう。

 


1987年1月竜の子プロダクションより独立


1987年12月 有限会社アイジータツノコ設立


1993年9月 有限会社プロダクション・アイジーに社名変更


1995年5月 株式会社ジーベック設立


1995年11月 当社が制作した『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の劇場公開


1997年5月 米国法人Production I.G.,LLC設立


1998年4月 資本増強し、有限会社から株式会社に(株式会社プロダクション・アイジーに)


2000年9月 株式会社イング、株式会社プロダクション・アイジー 2社を合併。
会社名は株式会社プロダクション・アイジーとする。


2005年12月 ジャスダック証券取引所に株式を上場

 引用元:https://www.production-ig.co.jp/company/history.html 

    プロダクションIG HPより抜粋

 

 アニメ制作会社の中では、老舗と言えるだろう。

株式を上場できるところも、スゴイと思うが。

 

プロダクションIGの作品には、

攻殻機動隊

戦国BASARA

PSYCHO-PASS サイコパス

進撃の巨人

黒子のバスケ

ハイキュー!!

ボールルームへようこそ

などなど、他にも多数の話題作がある。

 

プロダクションIGのアニメ作品が魅力的な理由は、原作の力によるところも大きいだろう。

しかし、原作の魅力を活かして余りある作画力も見逃せない。

 

例えば「京都アニメーション」は、日常芝居の表現が優れていると言われる。

それにならうなら、アクションの「プロダクションIG」と言えないだろうか。

 

アクションの「IG」

IG作品のアクションシーンは、本当に素晴らしい。

ハイキュー!! COMPLETE BEST(DVD付)(期間生産限定盤)

 SF作品の戦闘シーンは、重力や摩擦力などの物理限界?を超えた表現は容易だ。

(それでも、迫力あるダイナミックな動きは、素晴らしい作画によると思っているが)

 

ところが、スポーツの体の動きをダイナミックに見せるのは、容易なことではないだろう。

 

黒子のバスケ」や「ハイキュー!!」などの日常的に目にするスポーツの場合、あまりにも「あり得ない」動きだったら、違和感が強くなって作品に入り込めない。

 

かと言って、実写をそのまま「画」に置き換えても、あの迫力は出ないだろう。

アニメや漫画には、「虚構」の表現も大切だからだ。

 

キャラクターの動き方を、どのくらい写実的にしてどのくらいデフォルメするか…。

そのバランスが秀逸だから、迫力あるアクションになるのだと思う。

 

できることなら、プロダクションIGの作画担当さんに解説して頂きたいものだ。(笑)

 

 おわりに

「 おもしろい!」と、思って見るアニメに「プロダクションIG」の作品が多い。

そんなことから、今回の記事を書き進めてみた。

 

アニメファンの方々は、賛同してくれるだろうか?

 

プロダクションIGも「京都アニメーション大賞」みたいに、オリジナル作品を募集したらおもしろいかも…。

 

実は、話題性のある原作をとってくるプロデューサーさんの腕も、そうとうのモノと思っている。(笑)

 

では、また。

 

 

中年層諸氏よ!アニメで語ろう!

機動戦士ガンダム I [DVD]

若い頃からアニメ、漫画好きでした。

 

ひょんなことから、アニメオタク再開(笑)。

視聴したアニメ作品の感想を交え、徒然と書いていきます。

 

ご興味を引きましたら、コメントをお願いします。

 

頭の体操がてら、アニメ談義などできると幸いです(笑)。

 

 

*画像は、Amazonの商品紹介から引用しています。

過去に後悔を残す中年層諸氏に送る!

アニメーション映画 『orange -未来-』 Blu-ray 初回生産限定版

日本のアニメの歴史から見ると、今は第4次アニメブームだそうだ。

その火付け役は、ご存知の方も多い新海誠監督の作品「君の名は。」(2016年公開)だ。

 

君の名は。」の評判は、若者から中年層にジワジワと広がった。

リピーターには、中年層も多かったようだ。

中年層にウケた理由は、「郷愁」。

今回は、そんな郷愁を誘うアニメをご紹介してみよう。

アニメを通して過去を払拭?

今回、ご紹介したい作品は「orange」。

 

ある日、高校生の主人公のもとに、10年後の自分から手紙が届く。

その内容とは…。

 

16歳の日常や恋心を背景に、一人の友達を救おうとする高校生たちの物語だ。

いわゆる「日常系」のノンビリした内容かと思ったら、イヤイヤなかなかスリリング。

結局どうなったのかが気になり、かなり短時間で全話見てしまった(笑)。 

 

16歳の心の葛藤や精いっぱいの思いが、丁寧に描かれている。

泣ける泣ける…。

 

大人になればさほど難しくない立ち居振る舞いでも、子供のころは難しいよね。

そりゃあねえ…。

 

未来の自分から手紙が届くので、SF青春モノとなるらしい。

時空を超える青春モノといえば、「時をかける少女」を思い出す方も多いだろう。

 

時をかける少女も「orange」も、かけがえのない友達を救おうとする点は似ている。

「orange」の舞台は長野県松本市で、いわゆるご当地アニメでもある。

君の名は。」に劣らない、美しい情景も楽しめる作品だ。

学生時代を思い起こさせる作品

SFではないが、淡い青春の頃の思いを描いた作品をご紹介しておこう。

月がきれい
「月がきれい」Blu-ray Disc BOX(初回生産限定版)

 「月がきれい」も、2人の高校生の日常や心情を丁寧に描いている作品。

舞台は、埼玉県所沢市

時の鐘などの観光地も盛り込まれている、ご当地アニメだ。

2人の恋の行方が気になるが、穏やかな気持ちで見ていられる作品だ。

氷菓

「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

 「氷菓」も高校生たちの日常を背景に、日々起こるちょっとした謎を解決しながら話が進んでいく作品。

 

 意外な高校生探偵(?)が活躍するが、殺人など生臭い事件は無いのでリラックスして見られる。

 

なぜ「氷菓」なのか…。

真相は最後まで見た人へのお楽しみ、ということで(笑)。

 

おわりに

誰もが学生時代には、苦い思い出の一つや二つはあるだろう。

過去に戻ってやり直したいという思いは、当然私にもある。

でも、決して過去に戻ることはできない。

その切なさが、郷愁を強くするのだろう。

 

青春モノアニメは、決して今、青春期にある人達だけのものではない。

ぜひ、中年層諸氏にも見て頂きたい。

ではまた。

 

攻殻機動隊に学ぶ?アニメの世界感

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [Blu-ray]

アニメや漫画は若い頃から好きだったが、オタク再開に弾みをつけた作品は、攻殻機動隊だった。今回は、攻殻機動隊を中心にアニメならではの表現について考えてみる。

 

攻殻機動隊との出会い

いざアニメを見ようと思った時に、余りの作品の多さに何を見たらよいか分からなかった。
いくら時間に余裕があっても、つまらない作品(表現が悪かったら失礼!)を見るのはゴメンだったので。
で、チャチャっと検索したら、「東洋経済」の教養としてのアニメなる画像がヒットした。

 

記事の内容にも興味があったので、「週間 東洋経済」のバックナンバーをget!
特集は、「熱狂!アニメ経済圏」だ。
「教養としてのアニメ」の年代順の1番にあった作品が、「攻殻機動隊」だった。
で、ハマった。

 

配信されていない作品を見るために、攻殻機動隊のシリーズのDVDも買ってしまった。(笑)
ちなみに攻殻機動隊で検索すると、「タチコマかわいい」と出るらしい。
私もご多分に漏れず、タチコマのファンだ。(笑)

 

実写ドラマとアニメという特性を生かした表現

攻殻機動隊は、「非現実を表現するために、縦の視線を使った。」と監督が言っている。
「電脳」とネットの海や、「義体」というサイボーグの世界。
1回見ただけでは、その世界に入ることができなかった。

 

それもそのはず?
マトリックス」は、攻殻機動隊に影響を受けて作られたといわれる。
マトリックスは、その撮影方法の斬新さからも話題になったが、世界感にも驚かされた。

 

今やCGを使えば、かなりの事が実写でできるだろう。
しかし、アニメによる表現は実写における重力の影響を受けないから、面白い。

アニメが、ここまで「大人(中年層)が鑑賞できる」ものになっていたことも驚きだった。

PSYCHO-PASS サイコパス 2 (第2期) コンプリート DVD-BOX (全11話, 275分) タツノコプロ アニメ [DVD] [Import]

もう一つ、アニメらしい表現が生きていると思った作品には、「PSYCHO-PASS」。
作中で、主人公らに使われる銃(?)の表現が秀逸!
あれ、実写にするの難しいよね…。
変形ロボの大人版?(笑)
もちろん、ストーリーやテーマの深さなども見どころだ。

 

おわりに

どちらの作品も、とにかく一度見てください。と、言いたい。
中年層もきっとハマるよ~。

 

知らぬ間に、アニメは子供のものだけでなく大人(中年層)のものにもなった。
長生きはするものだ。(笑)まだ、そんな年でもないが。

では、また。

いわゆるスポコンアニメに思うこと

弱虫ペダル スペシャルイベント〜LE TOUR DE YOWAPEDA 2015? [DVD]


今や「スポ根」は、死語か?(笑)いつの時代でもスポーツにはドラマが付き物で、胸躍る要素が多い。今回はスポーツアニメとその周辺について考えてみた。

 

現代では競技ものといえる?

唐突だが、「根性」という言葉はキライだ。(笑)
「根性」の語源は仏教で、
1.生まれついた性質(好ましくない場合に使用)
2.困難に立ち向かう気力(好ましい場合に使用)
として使われる。
私は努力はするが、根性はない。(笑)

 

スポ根アニメといえば、「巨人の星」1968年~1971年放映。
リアルタイムで見られたはずだが、あまり記憶にない。
雄馬が投球中に足をあげたまま回想に入り、1話が終わる時もあり、今思うとのどかな展開だった。
今のように1クールが3ヶ月という短い期間ではなかったから、できる作り方だと思う。

 

今ではスポコンと言わず、スポーツ競技アニメと表現する。
dアニメストアでは、「ちはやふる」や「ボールルームへようこそ」なども、競技アニメに分類される。

 

食戟のソーマ」や「美味しんぼ」なども、競技アニメと考える向きもある。
確かに、料理を競い合うのだから競技と言えなくもないが、明確なルールが料理には無いという点では一致しない。
だから、料理対決ものとスポーツものとを一緒にすることには、賛否両論あるだろう。
ちなみに「美味しんぼ」は、ウィキペディアではグルメものに分類されている。

 

スポーツ競技アニメは、面白いし好きだ。

 

その競技の紹介や入門書にも

TVアニメ「ボールルームへようこそ」第6巻【Blu-ray】

スポーツ競技アニメには、その競技の入門書になるという側面もある。
ボールルームへようこそ
ちはやふる
弱虫ペダル
・DIVE‼ (DIVE‼って、!が2個ついてるけど、2期じゃないよね?)
などは、それらの競技について知ることができて、興味深かった。

 

お客様相手の仕事の方には、こうしたアニメがコミュニケーションの一助になること、うけあいだ。(って、勝手な推測www)

 

おわりに

「根性」という言葉には大いに抵抗があるが、スポーツ競技アニメは面白い。
どんなに激しくぶつかり合っても、ルールでジャッジされる点が中年層でも親しみやすいと思うがどうか?
リアル社会もそうであったら…と願う面があるが、まあそれこそファンタジーだろう。
見地を広げるという意味では、是非マイナースポーツを題材にしたアニメにも出会いたい。
が、視聴率という問題を考えるとそれもファンタジーか?(笑)

では、また。

アニメ×仕事が使える!

Shirobako 1/ [DVD] [Import]

「アニメ」「仕事」で検索すると、アニメ関連の求人がずらっと出て来る。

いやいや今回は、仕事をテーマにしたアニメの使い方についてお伝えしよう。

 

アニメの職業に対する影響力


お仕事関連のアニメは、調べてみたら意外と多い。
プロの裏側にすごく興味があるから、これは嬉しいかぎりだ。
アニメの放送枠が深夜や早朝に移行しているから、現役の子供達はあまりこのような「お仕事系」のアニメは見ないのかな?
それとも、しっかり録画して見てるのかな。

 

お仕事系アニメなどが、子供達の職業観に影響を与えることも多々あるだろう。
第一生命の「大人になったらなりたいもの」調査では、
1989年の女の子の9位に、漫画家がランクインする。
(ちなみに公開されている調査結果はこの年から)
男の子では、1998年にゲームを作る人、テレビ・アニメ系キャラクターが10位にランクイン。
いいなあ。
私が子供のころには、考えられないことだよ。
いかに日本が平和か、感謝する。(笑)

 

話がそれるが、1993年の男の子の9位に「跡継ぎ」がランクインしていた。
これってどういう意味だろう。とても不思議。誰かこの辺調査してくれないかなあ。

仕事と言えば、最近「仮面ライダーの失業率」についての記事を読んだ。
無職か、何をしているのか分からないライダーが多かったが、ここ数年は医師や研究者など、高学歴化しているとか!(笑)
番組を見せるママに配慮しているらしい。

 

医師はともかく、研究者は確かに高学歴だが、就職先は少なくて狭き門だ。
「博士」の失業率は意外と高いらしい。大丈夫か?(笑)

NEW GAME!! Rank.1-6 (初回生産版) 全6巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット]

印象が強かったお仕事系アニメは、NEW GAME! かな。
ゲームが作られる過程がよく分かったし、デバックという作業があるのもこれで知った。
ゲーム好きに持ってこいの仕事があるんだね…。

 

おわりに

中年層諸氏に、お仕事系アニメはおすすめだよ。
自分の仕事が題材になっていれば、子供や孫にもっと裏側を話せる。
子供や孫の興味がありそうなお仕事だったら、一緒に見て参考になるしコミュニケーションツールに使える。

 

今回調べたお仕事系アニメでは、まだ見ていない作品も多い。
気になる作品があれば、また更新しよう。

では、また。

アニメは老化を遅らせる!

No Game No Life Zero [DVD]

先日、久しぶりにアニメ映画を見て感動(?)した。
それが、「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」。
今回は、熟年(中年層)がアニメで老化を遅らせることができる、と考えたことをお伝えしよう。

SFものアニメの難しさ

ノーゲームノーライフ ゼロ」
月並みな反応だが、めっちゃ泣けた…。
TVアニメのノーゲームノーライフも、面白かった。

 

実は、あまのじゃくな所があって、流行りものには手を出したくないほうだ。
だから、TV版のノゲノラを見たのも、ブームがとっくに過ぎてから。
ファンに言わせれば「何をいまさら」といったところだろう。
ファンのみな様、ごめんなさい。(笑)

アニメを見慣れていない中高年には、アニメの「世界観」を理解するのが難しいらしい。
もちろん、私だってすぐに世界観を理解できないこともある。

 

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- [DVD]

ノゲノラの世界観を理解するためには、TV版を先に見るかラノベの原作を読むとよい。
用語なども含めて、「ゼロ」の理解が早くなる。
ノゲノラは、ゲームの中に取り残された「ソードアートオンライン」の世界観に似ているかもしれない。

 

アニメの世界観は、荒唐無稽だと笑う中年層の諸氏もいるだろう。
だが、村上春樹氏の作品はどうだ?
SFアニメに負けず、充分にファンタジーだ。
村上春樹氏の作品を、迷子になりながら読み進めたことがある。
「いったい、それはどういうこと?」と、前のページに戻りつつ読むから、まあ、進まない。(笑)

 

アニメであれ文学であれ、脳みそを柔らかく保ち、共感力(?)をフル稼働しないと、その世界観に浸れない。

感動はこころのストレッチとデトックス

さて、SFアニメの作品に浸れたとしても、感動するか否かは別の問題となる。
中年層になると、どうも感動しにくいようである。

 

中年層が感動しない理由は、
1.向上意欲の減少
2.知識が増え、客観的・俯瞰的な見方ができる
3.刺激やストレスが多すぎる
などなど。

 

確かに、仕事のノルマや家庭内での問題など、処理しなければいけないことが多ければ、イチイチ感動してはいられない…といったところか。

 

精神科医和田秀樹氏によると、


「加齢とともに前頭葉は萎縮していきます。同じ年齢の人で同じように脳が萎縮しても、意欲のある人、ない人がいます。60代で定年になり、暇になったからと起業した人を調査すると、ほとんどの人が失敗しています。成功した人は40代から意欲を持って準備してきた人だけ。40代から意欲的に生活することを心がけないと、60代で前頭葉がさびてしまい、新しい考え方を受け付けなくなるのです」

出典元:https://www.j-cast.com/2017/06/28301810.html?p=all

 

感動するとは、こころが揺さぶられる状態である。
物質は振動が大きくなると、発生するエネルギーも大きくなる。
こころが振動することにより、行動が起こりやすくなる。
普段しないことに一歩を踏み出したり、新しい体験を求めたりと、意欲的に活動するようになる。

 

感動するとは、こころがストレッチされること。
感動して涙が出るのは、こころをデトックスすること、と思う。

おわりに

SFに限らないが、アニメを見て感動するのは、心身ともによいことだ。
作品の世界観を理解し浸るためには、脳みそをフル稼働しなければいけない。
それが感動できる作品なら、こころをストレッチしたりデトックスする効果がある。

 

アニメを見ることに覚えのある中年層諸氏は、ぜひ「ノーゲームノーライフ ゼロ」を見て欲しい。
うっかり、DVDなど買ってしまおうか…という誘惑にもおそわれるが。(笑)
アニメファンの若者とも、話が合うことうけあいだ。(笑)

 

では、また。